「ごちゃまぜ!」のまちづくり
誰一人、取り残さない。みんなの力を引き出して、形にする
令和2年(2020)、石川県金沢市・白山市・輪島市に出掛けました。各地で目の当たりにしたのは、子どもから高齢者まで、障がい・疾病の有無や国籍に関わらず多彩な人々それぞれが「居場所と役割」を持って交流し共生する姿でした。名付けて「ごちゃまぜ!」のまちづくりです。
私はこのまちづくりを推進することにより、誰一人として取り残されない、全ての県民が幸せを感じられる、そんな山口県の明るい未来を目指しています。
最新トピック…「ごちゃまぜ!」のまちづくり(Facebookより)
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2024年11月13日 16:53
地域で助け合える体制の整備が求められます。 25年後、 私は65歳。 ごちゃまぜを山口県で一日も早く実現したい。 -
2024年04月29日 11:42
子供達が 子連れのひとが 歩いてきて 祭りを楽しんで歩いて帰る お年寄りが 将棋をさす子供たちを教えている #復活土曜夜市 #柳井商工会議所 #賑わい創出委員会 #ごちゃまぜやない #ゴッチャラリー #NOTONOTALONE #柳井から能登を元気に -
2024年01月18日 12:56
佛子園や青年海外協力協会(JOCA)による復興支援。 東日本大震災のときの宮城県岩沼市の復興支援、地方創生の経験から、 初動の早さ、冷静さ、 避難所運営と仮設住宅設営、コミュニティ再生など、 ごちゃまぜの実力、底力に、 学ばせて頂くことばかりです。
「ごちゃまぜ!」のまちづくりとは?
このまちづくりは、平成26年度に内閣府が採択した「生涯活躍のまち」先行7モデルの一つとして始まりました。
場所は石川県輪島市です。市の中心部に点在する空き家や空き地を利活用して、高齢者福祉施設や温泉、飲食店などの新しい施設が誕生。それぞれの施設では、高齢者や障がいを持つ方も役割を担っています。そして、各施設に地域内外の多様な人たちが訪れ、互いの交流が生まれたのです。
子どもから高齢者、障がいや疾病の有無、国籍の違い、これらがまさしく「ごちゃまぜ!」になった交流と共生のまち。これが「ごちゃまぜ!」のまちづくりです。
有近まちこは、このまちづくりを通じて、誰もがやりがいや生きがいを感じながら明るく楽しく暮らし、誰もが取り残されず受け入れられる、そんな温かな社会を作りたいと考えています。
「ごちゃまぜ!」のまちづくり概念図 ——『まちこの県政報告 vol.4』2021年1月発行より
視察報告「ごちゃまぜ!」のまちづくり(石川県輪島市) ——『まちこの県政報告 vol.4』2021年1月発行より
- 高齢者デイサービス
- 温泉
- 食事処
空き家は昔の面影を残しながら、交流施設(温泉、食事処、カフェ)や福祉施設(放課後デイサービス、高齢者デイサービス、訪問介護ステーション)、ゲストハウスなどに生まれ変わっていました。これらの施設は、高齢者や障がい者の雇用の場にもなっていました。
各施設には地域の内外から人々が集まり、そこで働く人たちも含めて、多様な人たちの温かな交流が生まれていました。それはまるで、隣近所が助け合って生きていた「顔の見える」、かつてどこにも存在した古き良き時代の「まち」の姿です。そして「まち」はかつての賑わいを取り戻しつつあります。
この事例を知り、これを山口県にも広げたいと思うようになりました。
子どもから高齢者まで、障がいの有無や国籍に関わらず誰もが、取りこぼされることなく「居場所と役割」がある。そんな「ごちゃまぜ!」のまち(地域コミュニティ)づくりを県内各地で推進し、「県民が幸せと感じられる県づくり」に貢献したいと考えています。
関連情報
- 30年以上前まで行われていた夜市が復活!テーマは「ごちゃまぜ」…柳井市:KRY NEWS NNN
- https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/kre2a6229ad51c46daa4438411a8eedbf6
- まちづくりを通じた絆 柳井から石川県へ支援物資おくる:KRY NEWS NNN
- https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/kr34fbfd0daea34b1ab307143b4fd97feb
- 「ごちゃまぜ」効果で街に活気を 柳井で講演:朝日新聞デジタル (asahi.com)
- https://digital.asahi.com/articles/ASP9Z7DGGP9ZTZNB003.html
- 山口県柳井市ごちゃまぜによるコンパクトなまちづくり勉強会 - YouTube
- https://www.youtube.com/channel/UCEQ-EXSbazC7rFUkSVZZsgA