「ごちゃまぜ!」のまちづくり
誰一人、取り残さない。みんなの力を引き出して、形にする
令和2年(2020)、石川県金沢市・白山市・輪島市に出掛けました。各地で目の当たりにしたのは、子どもから高齢者まで、障がい・疾病の有無や国籍に関わらず多彩な人々それぞれが「居場所と役割」を持って交流し共生する姿でした。名付けて「ごちゃまぜ!」のまちづくりです。
私はこのまちづくりを推進することにより、誰一人として取り残されない、全ての県民が幸せを感じられる、そんな山口県の明るい未来を目指しています。
最新トピック…「ごちゃまぜ!」のまちづくり(Facebookより)
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2025年01月12日 13:55
井原健太郎 市長の後援会事務所開き 街なかエリアでの 「ごちゃまぜのまちづくり」も政策に! 市民みんなで楽しんで取り組みましょう♨️✨ · 明日からは各地でミニ集会 私も参加します! みなさまとお会いできるのを楽しみにしております❣️ · 最新情報は後援会公式LINEでご確認ください👍✨ https://lin.ee/Bzf9bcW -
2024年12月31日 22:29
今年も大変お世話になりました。 元日に起こった能登半島地震で、私は、すべての人が活力に満ち、安心して暮らしていくためには、日頃から地域の歴史や風土、身近な地域資源などを活かした個性豊かなまちづくりと、そこから生まれる「人と人との絆や繋がり」がとても大切であるという思いを一層強くしました。 復興には想像以上の困難がありますが、今春には、「ごちゃまぜ」が運営するコミュニティセンターが輪島と能登町に6つ開設され、食事、温浴施設、相談、運動等さまざまな機能をもつ被災地初の多機能な交流施設が誕生するそうです。 全国各地で災害が頻発し、激甚化している時代だからこそ、「人と人との絆や繋がり」を大切にした創造的復興を山口県、柳井市からも応援し、学んでいきたいと思います。 柳井市では、これまでに市内12地区でコミュニティ協議会が設立され、地域の将来計画「夢プラン」の策定や実施を、市、県が一体となって積極的に支援されています。 このような取り組みをまちなかエリアでも行なっていく必要があり、「ごちゃまぜのまちづくり」として新たな取組が始まっております。 4月27日、30年ぶりに復活した「柳井の商店街の土曜夜市」は、地域住民や商工業者などの関係団体が相互に連携し、みんなで成し遂げられた成果であり、まちなかにおける新たな賑わいの創出をみんなが体感する取り組みとなりました。 https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/kre2a6229ad51c46daa4438411a8eedbf6 4月28日、障がいをもちながらアスリートとして活躍される、スペシャルオリンピックスの選手のみなさんと柳井市内を自転車でラリーするごちゃまぜサイクリング。 5月21日には、子どもたちに楽しみながら地域について知ってもらおうと柳井駅前から白壁通りで、柳井版キッザニアが行われました。小学生のサポート役は柳井学園高校3年生。柳井青年会議所のご協力により24の企業や事業所に参加していただきました。 https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/krd3365045826d45a6a7478a2cfa44081d 今後の重要課題であるひとり暮らしの孤独・孤立対策や空き家対策にも繋がる「ごちゃまぜのまちづくり」、来年も皆さんと一緒に進めていきたいと思います。 そのほかにも、柳井地域発展のため、県の事業が着実に前進するよう、県、市、議会、商工会議所等の強固な連携のもと、市民の皆様のお力をお借りしながら汗をかいて参りたいと思います。 引き続き、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。 令和7年が皆さまにとって幸せな一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。 ありがとうございました。 -
2024年12月27日 20:52
「ごちゃまぜのまちづくり」 井原市長とトークセッションします✨ ぜひ、聴きに来てください!
「ごちゃまぜ!」のまちづくりとは?
このまちづくりは、平成26年度に内閣府が採択した「生涯活躍のまち」先行7モデルの一つとして始まりました。
場所は石川県輪島市です。市の中心部に点在する空き家や空き地を利活用して、高齢者福祉施設や温泉、飲食店などの新しい施設が誕生。それぞれの施設では、高齢者や障がいを持つ方も役割を担っています。そして、各施設に地域内外の多様な人たちが訪れ、互いの交流が生まれたのです。
子どもから高齢者、障がいや疾病の有無、国籍の違い、これらがまさしく「ごちゃまぜ!」になった交流と共生のまち。これが「ごちゃまぜ!」のまちづくりです。
有近まちこは、このまちづくりを通じて、誰もがやりがいや生きがいを感じながら明るく楽しく暮らし、誰もが取り残されず受け入れられる、そんな温かな社会を作りたいと考えています。
「ごちゃまぜ!」のまちづくり概念図 ——『まちこの県政報告 vol.4』2021年1月発行より
視察報告「ごちゃまぜ!」のまちづくり(石川県輪島市) ——『まちこの県政報告 vol.4』2021年1月発行より
- 高齢者デイサービス
- 温泉
- 食事処
空き家は昔の面影を残しながら、交流施設(温泉、食事処、カフェ)や福祉施設(放課後デイサービス、高齢者デイサービス、訪問介護ステーション)、ゲストハウスなどに生まれ変わっていました。これらの施設は、高齢者や障がい者の雇用の場にもなっていました。
各施設には地域の内外から人々が集まり、そこで働く人たちも含めて、多様な人たちの温かな交流が生まれていました。それはまるで、隣近所が助け合って生きていた「顔の見える」、かつてどこにも存在した古き良き時代の「まち」の姿です。そして「まち」はかつての賑わいを取り戻しつつあります。
この事例を知り、これを山口県にも広げたいと思うようになりました。
子どもから高齢者まで、障がいの有無や国籍に関わらず誰もが、取りこぼされることなく「居場所と役割」がある。そんな「ごちゃまぜ!」のまち(地域コミュニティ)づくりを県内各地で推進し、「県民が幸せと感じられる県づくり」に貢献したいと考えています。
関連情報
- 30年以上前まで行われていた夜市が復活!テーマは「ごちゃまぜ」…柳井市:KRY NEWS NNN
- https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/kre2a6229ad51c46daa4438411a8eedbf6
- まちづくりを通じた絆 柳井から石川県へ支援物資おくる:KRY NEWS NNN
- https://news.ntv.co.jp/n/kry/category/society/kr34fbfd0daea34b1ab307143b4fd97feb
- 「ごちゃまぜ」効果で街に活気を 柳井で講演:朝日新聞デジタル (asahi.com)
- https://digital.asahi.com/articles/ASP9Z7DGGP9ZTZNB003.html
- 山口県柳井市ごちゃまぜによるコンパクトなまちづくり勉強会 - YouTube
- https://www.youtube.com/channel/UCEQ-EXSbazC7rFUkSVZZsgA